研究課題/領域番号 |
15H04227
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
菅井 裕一 九州大学, 工学研究院, 准教授 (70333862)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 地下微生物 / モニタリング / フローサイトメトリー / 石油増進回収 / バイオリーチング / バイオレメディエーション / 散乱光 / 蛍光 / 資源 / 環境 / 地下 / 微生物 / 選択的計数 / 雑菌 / FISH / 地下資源 / 原位置 / かん水 / フィルター / 細管 / リアルタイム / 油層水 / 地下水 / バックグラウンド / in-situ / 坑井 |
研究成果の概要 |
微生物を利用した石油の増進回収技術や、地下汚染土壌/水のバイオレメディエーションなど、地下において微生物を利用する技術において有効な、地下目的微生物のリアルタイム計数技術を開発した。本手法はフローサイトメトリーに基づく計数方法であり、計数原理が単純であることや、極めて短時間で微生物の計数が可能であること、さらにターゲットとした微生物のみを選択的に計数できることから、地下という特殊な環境における目的微生物の棲息状況を正確にリアルタイムで検出することが可能である。本研究によって開発した本技術により、地下における微生物利用技術の進展が期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
微生物利用石油増進回収、バイオリーチングならびに地下水/土壌のバイオレメディエーションなど、地下で微生物を活用する技術は低コストで環境に優しい等の理由から注目されている。これらの技術を効果的に実施するためには、有益な微生物を確実に地下で増殖させることであり、そのためには、それらの微生物の地下における棲息状況を正確に把握することが重要である。従来の技術では、その把握に時間が掛かるうえ、正確な状況を把握できていないなどの問題点があった。本研究で開発した技術は、地下の目的微生物の棲息状況をリアルタイムで正確に把握することができ、地下における微生物の利用技術の進展に大きく寄与する。
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