研究課題/領域番号 |
15H04238
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
浅井 圭介 東北大学, 工学研究科, 教授 (60231859)
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研究分担者 |
越水 正典 東北大学, 工学研究科, 准教授 (40374962)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 超伝導 / 放射線 / ドーピング / X線 / 超伝導体 / YBCO / 放射線照射効果 / 準安定的 / 強相関電子系 / 放射線照射 / 電子励起 / キャリアドープ / 磁性 |
研究成果の概要 |
組成の異なる銅酸化物超伝導体を主な対象として、放射線照射後の伝導および磁気特性を解析した。伝導特性の解析では、放射線照射による超伝導転移温度の上昇に成功し、kの効果は磁性の解析により得られたものと一致した。この結果は、放射線により生じた電子正孔対のうち、電子が酸素空孔などに捕獲され、正孔のみがドープされたことにより生じると考えられる。本研究の成果により、X線やガンマ線などの透過力の高い放射線の照射によって、超伝導体へのキャリアドープによる超伝導特性の向上が実証された。
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