研究課題/領域番号 |
15H04246
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
斉藤 拓巳 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (90436543)
|
研究分担者 |
田野井 慶太朗 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90361576)
|
連携研究者 |
大貫 敏彦 日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 上級研究主席 (20354904)
中尾 淳 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (80624064)
|
研究協力者 |
室田 健人 東京大学, 大学院工学系研究科
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
|
キーワード | 放射性セシウム / 土壌 / 収脱着 / 動態 / 収着 / 脱離 / 雲母系鉱物 / 粘土鉱物 |
研究成果の概要 |
本研究では,土壌中の雲母系粘土鉱物への放射性セシウムの収脱着ダイナミクスを,再吸着を抑制した条件での長期間の脱離実験,および,赤外顕微分光測定による層間水和状態のイメージングに基づき,明らかにした.特に,これまで層間のフレイドエッジサイトへの固定化とされていたセシウムの雲母系粘土鉱物への収着が,層間での移動を伴う動的なものであり,化学的風化等による層間の水和状態の変化や鉱物粒子の凝集等の影響を受け,放射性セシウム外部水溶液に比較的早い速度で脱離することが分かった.そして,得られた成果を元に,速度論的収脱着モデルを提案した.
|