研究課題/領域番号 |
15H04259
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
平野 丈夫 京都大学, 理学研究科, 教授 (50181178)
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連携研究者 |
田中 洋光 京都大学, 大学院理学研究科, 助教 (30705447)
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研究協力者 |
藤井 俊平
舩橋 潤一郎
坂口 大輝
森 智美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | シナプス可塑性 / グルタミン酸受容体 / エキソサイトーシス / エンドサイトーシス / 海馬 / 蛍光イメージング / 長期増強 / 長期抑圧 / 神経科学 / 脳・神経 / 生理学 / 細胞・組織 / シナプス / 可塑性 / 全反射顕微鏡 / 生体分子 |
研究成果の概要 |
学習と記憶の細胞レベルの基盤現象であるシナプス可塑性の一型である長期抑圧の発現機構を、私たちが開発した新実験手法で調べた。海馬領域の興奮性シナプスで起こる長期抑圧はシナプス後部のAMPA型グルタミン酸受容体数の減少により起こり、その主因は受容体のエンドサイトーシスによる細胞内への取り込みの増強と考えられていた。私たちは、AMPA受容体を蛍光タンパク質で標識し、培養した海馬神経細胞でその個々のエンドサイトーシスとエキソサイトーシスを高いシグナル・ノイズ比と高時空間分解能で可視化する手法を開発し、長期抑圧発現にはAMPA型受容体のエキソサイトーシスの減少が重要であることを明らかにした。
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