研究課題
基盤研究(B)
野生マウスに由来する8つの近交系統を遺伝的に混合した野生由来ヘテロジニアスストックを作製し、従順性に関する選択交配を行い、選択群と非選択群の樹立に成功した。これら選択群及び非選択群について、ゲノムDNAを用いたSNP解析を行い、そのデータを用いて遺伝的解析を行うことで、マウスの従順性に関する遺伝子座は11番染色体上に存在していることを明らかにした。さらに、遺伝子座の絞り込みを行う目的で、高度な従順性を示すイヌのゲノムを用いて報告されている選択領域のデータと比較解析を行い、従順性に関する3つの候補遺伝子を見出した。今後の能動的従順性に関わる分子遺伝学的な基盤の解明に向けた大きな進歩が得られた。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 4件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (36件) (うち国際学会 7件、 招待講演 3件) 図書 (2件) 備考 (1件)
Scientific Reports
巻: 7 号: 1 ページ: 6991-6991
10.1038/s41598-017-07233-5
巻: 7 号: 1 ページ: 4607-4607
10.1038/s41598-017-04869-1
Psychoneuroendocrinology
巻: 79 ページ: 20-30
10.1016/j.psyneuen.2017.01.036
Methods in Molecular Biology
巻: 1552 ページ: 185-197
10.1007/978-1-4939-6753-7_14
PLoS One
巻: 11 号: 1 ページ: e0147887-e0147887
10.1371/journal.pone.0147887
120007129617
Journal of Neuroscience Research
巻: 94 号: 1 ページ: 74-89
10.1002/jnr.23670
PLOS ONE
巻: 10(9): e0137764 号: 9 ページ: 1-20
10.1371/journal.pone.0137764
The Journal of Neuroscience
巻: 35 ページ: 6452-6463
120007130264
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2017/07/research-highlights_ja/20170705.html