研究課題
基盤研究(B)
Tリンパ球は、体内において、がんを抑制することに重要な役割を果たす。近年、Tリンパ球を用いたがんの治療が研究されている。Tリンパ球は、がんの細胞表面のHLA分子にのっているがん抗原を認識してがん細胞を傷害する。HLA分子は人それぞれで異なるためHLAが異なる他人のTリンパ球を治療に使うことはできない。日本人ではHLA-A2、A24を持っている人が多いため、HLA-A2、A24分子にのっているがん抗原を認識するTリンパ球が研究されており、それ以外のHLA分子を認識するTリンパ球は研究されていない。我々は、本研究において、HLAに依存せずに、がん特異的Tリンパ球を見つけ出す方法を開発した。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
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