研究課題/領域番号 |
15H04322
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
システムゲノム科学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
松井 貴輝 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (60403333)
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研究協力者 |
別所 康全
秋山 隆太郎
山田 壮平
細川 陽一郎
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 形態形成 / 器官形成 / ノイズ / ゼブラフィッシュ / ゆらぎ / 秩序 / 発生・分化 / 細胞社会 / 細胞間コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究では、多細胞生物の器官形成において、どのように「ゆらぎ」を持つ細胞から「秩序」を持つ細胞集団が構築されるのかを理解することを目的とした。これを理解するため、研究代表者は、ゼブラフィッシュのクッペル胞、表皮、体節形成での細胞の形態、シグナル、物理的特性などを定量評価し、それを元に、数理モデルを構築したことで、細胞集団としての秩序がもたらされるときに、「ノイズキャンセル機構」が働くことを発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、研究代表者らのこれまでの研究を発展させた独創的なもので、生物の形づくりの原理、特に、環境対応、器官形成、発生制御、システムの柔軟性と堅牢性、ボディープランに対する理解を深めることが期待される。また、本研究で明らかにした細胞集団形成のロジックは、再生医療に必須な「細胞や細胞集団を自由に操る」技術開発への展開が期待される。
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