研究課題/領域番号 |
15H04326
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
酒井 一彦 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (50153838)
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研究分担者 |
藤井 智史 琉球大学, 工学部, 教授 (30359004)
御手洗 哲司 沖縄科学技術大学院大学, 海洋生態物理学ユニット, 准教授 (80567769)
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連携研究者 |
向 草世香 (竹垣 草世香) 長崎大学, 水産環境科学総合研究科, 客員研究員 (30546106)
中村 雅子 東海大学, 海洋学部, 講師 (50580156)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | 造礁サンゴ / 幼生分散 / メタ個体群 / 海洋レーダ / ソフトウェア無線 / リーフドリフター / 海流モデル / FMCWレーダ / 海洋生態学 / 海洋工学 / 連結性 / サンゴ / 個体群 / 群集 / 海流輸送 |
研究成果の概要 |
造礁サンゴ幼生の親からの分散距離を、生態学、海洋物理学、工学が連携した野外研究で明らかにすることを目的に、本研究を実施した。生態学的調査から、5~20 kmの空間的広がりの中で成熟したサンゴが増加すればそれら地域内で幼生定着量が増加するが、50 km以上離れた海域間ではある海域でのサンゴの増加が、他海域の幼生定着量の増加をもたらさないことが明らかとなった。これら結果と海水流動測定の結果から、沖縄島西岸および慶良間諸島では、サンゴのなかで幼生の親からの分散距離が比較的長い放卵放精型のミドリイシ属サンゴにおいて、多くの幼生の親からの分散距離が20 km以内であることが示唆された。
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