Investigating phosphoregulation of meiotic recombination using superresolution microscopy

• 研究課題/領域番号: 15H04328
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 分子生物学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: Carlton Peter 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (20571813)
• 研究協力者: 佐藤 カールトン綾
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円); 2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
• キーワード: 減数分裂 / 線虫 / 高解像度顕微鏡 / 染色体 / リン酸化による制御 / 染色体ダイナミックス / 超解像度顕微鏡 / ホスファターゼ / 組み換え

研究成果の概要

本研究期間において我々は、線虫の減数分裂における染色体のリン酸化による制御メカニズムを解析した。我々は、PP4ホスファターゼが減数分裂に必須であることを明らかにし、PP4欠損株を用いたリン酸化解析より、シナプトネマ構造因子のSYP-1のリン酸化サイトを同定した。さらに、我々はSYP-1リン酸化が、染色体分離に必須であること、リン酸型SYP－1は、減数第一分裂期に染色体の分離面となる領域に前もって局在することで、分離面を指定することを明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] Phosphorylation of the synaptonemal complex protein SYP-1 promotes meiotic chromosome segregation (2017)
  • 著者名/発表者名: Sato-Carlton Aya、Nakamura-Tabuchi Chihiro、Chartrand Stephane Kazuki、Uchino Tomoki、Carlton Peter Mark
  • 雑誌名: The Journal of Cell Biology 巻: 217 号: 2 ページ: 555-570
  • DOI: 10.1083/jcb.201707161
  • NAID: 120006376027
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [学会発表] Asymmetric phosphorylation of the synaptonemal complex promotes meiotic chromosome segregation (2017)
  • 著者名/発表者名: CARLTON Peter
  • 学会等名: EMBO Conference on Meiosis
  • 国際学会
• [学会発表] SYP-1のリン酸化制御が減数分裂期染色体を「短い方」と「長い方」に分けて分離する (2017)
  • 著者名/発表者名: CARLTON Peter
  • 学会等名: 第35回染色体ワークショップ・第16回核ダイナミクス研究会