研究課題
基盤研究(B)
単細胞性シアノバクテリア,概日時計研究の最も単純なモデル生物である。期間中に以下の結果を得た①Kai蛋白質リン酸化振動のin vitro再構成系では,低温でリズムを停止する過程で自由継続リズムから減衰振動に移行し,周期の安定性を保証するHopf分岐に従うことを明らかにした。②従来必須の時計遺伝子とされてきたkaiA遺伝子の機能欠失株が転写レベルの減衰振動を示すことを見いだした。③特殊な実験プロトコールを導入することでシアノバクテリアがUV耐性リズムを示すこと,糖代謝と密接な関連があることを示した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (2件)
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http://www.waseda.jp/sem-iwasakilab/index.html
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