研究課題/領域番号 |
15H04337
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
廣明 秀一 名古屋大学, 創薬科学研究科, 教授 (10336589)
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連携研究者 |
古瀬 幹夫 自然科学研究機構, 生理学研究所・細胞構造研究部門, 教授 (90281089)
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研究協力者 |
天野 名都子
天野 剛志
野田 翔太
堀 公則
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | PDZドメイン / タンパク質間相互作用阻害薬 / ケミカルバイオロジー / アントラニル酸 / フラボノイド / グリチルリチン / 医薬品吸収促進剤 / バリア強化剤 / タイトジャンクション / Wntシグナル伝達系 / Dishevelled阻害剤 / トリプルネガティブ乳がん / 細胞形態変化 / DVL阻害剤 / タンパク質間相互作用 / NMRスクリーニング / インシリコスクリーニング / LIMキナーゼ / 細胞骨格制御 / 細胞間接着装置 / アクチン / 細胞骨格 / タンパク質間相互作用阻害剤 / 中分子創薬 |
研究成果の概要 |
上皮細胞の細胞間接着ならびに細胞形態を制御する可能性があるタンパク質群のPDZドメインに着目して、それらPDZタンパク質群による細胞形態と細胞接着の動的制御機構の解明を試みた。特に、PDZドメインの立体構造を利用して、それを阻害する新規の化合物を単離し、ケミカルバイオロジー的手法ないし薬理学的手法を適用するための学術的基盤を構築した。ZO-1-PDZ1を阻害する化合物を発見したが、これは、既存医薬品の性能向上に役立つ「医薬品吸収促進剤」に応用可能である。LNX1阻害物質はバリア機能強化に活用可能である。新規に発見したDVL阻害薬は、トリプルネガティブ乳がん治療薬の開発候補物質である。
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