研究課題/領域番号 |
15H04356
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
柴田 穣 東北大学, 理学研究科, 准教授 (20300832)
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研究分担者 |
野口 巧 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (60241246)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 共焦点顕微鏡 / 極低温 / 単一分子分光 / ステート遷移 / 光合成 / 励起スペクトル / 顕微分光 / 偏光異方性 |
研究成果の概要 |
極低温顕微鏡を利用して、光合成のモデル生物であるクラミドモナスの光合成タンパク質の細胞内偏在を初めて観測した。二つの光化学系の励起バランスを保つ機構であるステート遷移と呼ばれる現象で、光エネルギーを集めるアンテナタンパク質が移動していることを初めて画像計測から明らかにした。 また、励起波長を掃引叶となるシステムを構築し、単一光合成タンパク質の励起スペクトル測定を初めて行った。蛍光スペクトルが短波長にシフトしている分子では、励起スペクトルの長波長側の強度が高いことが明らかとなり、励起エネルギーの流れに関する情報が得られた。
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