研究課題/領域番号 |
15H04362
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
後藤 祐児 大阪大学, たんぱく質研究所, 教授 (40153770)
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研究分担者 |
櫻井 一正 近畿大学, 先端技術総合研究所, 准教授 (10403015)
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連携研究者 |
荻 博次 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (90252626)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2015年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 蛋白質 / 脳神経変性疾患 / 生体分子 / 凝集 / 変性 / アミロイド線維 / 溶解度 / 過飽和 / 蛋白質凝集 / 相転移 / 老化 / 脳神経疾患 / アミロイド凝集 |
研究成果の概要 |
近年、アミロイド線維と呼ばれる線維状の凝集がアミロイドーシスと呼ばれる一連の疾患の原因となることから、その構造や形成機構の研究が盛んに行われている。他方、別の代表的な凝集であるアモルファス凝集については、その形成機構や、アミロイド線維との関係は明らかではない。本研究では、さまざまな蛋白質の凝集状態の構造・物性・構造転移反応を、熱力学的、速度論的に解析し、それらが「溶解度」、「過飽和」、「結晶性およびガラス性状態の区別」によって、原理的かつ包括的に理解できることを示した。蛋白質凝集を原理的に理解することにより、蛋白質研究の基盤を大きく広げることができた。
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