研究課題/領域番号 |
15H04365
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
小椋 俊彦 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 上級主任研究員 (70371028)
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研究分担者 |
岡田 知子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, .生命工学領域, 総括研究主幹 (30344146)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 誘電率 / 液中観察 / 培養細胞 / ナノ粒子 / 走査電子顕微鏡 / 走査電子誘電率顕微鏡 / 抗体 / ナノ分析 / 生物試料 / 非染色 / ナノスケールイメージング / 高コントラスト / バクテリア |
研究成果の概要 |
溶液中の生物試料や有機材料をそのままナノレベルで観察することは、生命現象の解明や材料の構造分析にとって必須である。本提案では、水液中の生きた細胞や蛋白質等をナノレベルの高分解能で観察する新たな観察技術(走査電子誘電率顕微鏡)を開発し、これを用いた様々な生物試料の観察を行った。その結果、水溶液中の生きたマウス乳癌細胞を誘電率顕微鏡により観察し、細胞内部の小胞や顆粒、フィラメント構造等を極めてクリアに撮像することが出来た。さらに、膜蛋白質にナノビーズを付着させて、細胞内部の構造とナノビーズとの同時観察を可能とした。本装置は、生物試料だけでなく有機材料、ナノ粒子等の液中観察に広く活用が可能である。
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