研究課題
基盤研究(B)
移動する細胞集団の力場を定量することによって、組織としての運動様式を理解することを目的とした。原腸形成時に移動する中胚葉を再現するためにSDF-1を用いた実験系を確立した。また、細胞膜や核の標識から個々の細胞の形態変化、相対的位置関係を、さらに牽引力顕微鏡を用いて移動する細胞集団の力場測定にも成功し、細胞が集団的に移動する際には、組織内での細胞の相対的位置が大きく変わり、また特定のLEM細胞だけが移動に必要な牽引力を産み出していることを明らかにした。また、カルシウム動態やその結果起こる膜突起形成、そしてそれによって生じる牽引力などを数理モデルに導入して、集団的細胞移動を理解する準備が整った。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 4件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 10件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 7件、 招待講演 6件)
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