研究課題/領域番号 |
15H04385
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
金岡 雅浩 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (10467277)
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研究分担者 |
佐藤 綾人 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任准教授 (10512428)
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研究協力者 |
塚本 涼子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 花粉管 / 受精 / 有性生殖 / 多様性 / 花粉管ガイダンス / 生殖 / 化合物 / シグナル伝達 / ケミカルスクリーニング / 花粉管誘引 / 生殖隔離 / 植物有性生殖 / 受容体 |
研究成果の概要 |
本研究では、雌組織から分泌される新規花粉管誘引物質の同定と性質の解析、ケミカルスクリーニングによる花粉管の伸長や誘引に関わる新規化合物の同定とその作用機序の解明、新規に発見した花粉管誘引因子及び上記で同定した新規花粉管誘引因子の花粉管における受容体の探索を目的とした。 長距離花粉管誘引因子をトレニアより新規に同定し、その組織内分布を明らかにした。また、助細胞由来の誘引因子LUREsについて、複数種のLUREsの配列比較より、種特異的な花粉管誘引に必要な部位を絞り込むことに成功した。さらに、これまで花粉管ガイダンスや受精研究に用いられてこなかった植物でin vitro受精実験系を立ち上げた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
花粉管誘引に関わる因子を同定し、その性質を明らかにすることは、植物の受精を理解する上できわめて重要である。本研究において複数の誘引因子の性質が明らかになったことは、植物の受精を理解する上で重要であるのみならず、将来的には異種間交配といった育種場の応用も期待される。
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