研究課題/領域番号 |
15H04411
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
石田 健一郎 筑波大学, 生命環境系, 教授 (30282198)
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連携研究者 |
中山 剛 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (40302369)
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研究協力者 |
白鳥 峻志
鈴木 重勝
加藤 雄大
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2016年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 進化 / 二次共生 / Minorisa / 原生生物 / 系統分類 / 藻類 / クロララクニオン藻 / ケルコゾア / 植物 / Rhabdamoeba / 分類 / 環境DNA |
研究成果の概要 |
クロララクニオン藻が二次共生により葉緑体を獲得するまでの宿主側の進化を解明するために、クロララクニオン藻に近縁な無色ケルコゾアの探索を行い、系統、分類、進化について、形態、微細構造、トランスクリプトーム解析などから新知見を得た。まず、クロララクニオン藻近縁ケルコゾアに3系統群の存在を明らかにすると共に、最もクロララクニオン藻に近縁な系統群の5培養株を確立し、この系統群の詳細な研究を初めて可能にした。これら5株の中からミノリサ属の3新種を見出すと共に、クロララクニオン藻の葉緑体獲得がクロララクニオン藻の分岐後に起こったことを明らかにした。鞭毛装置構造をはじめとする形態進化についても知見を得た。
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