研究課題/領域番号 |
15H04414
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
井鷺 裕司 京都大学, 農学研究科, 教授 (50325130)
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研究分担者 |
邑田 仁 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90134452)
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研究協力者 |
小牧 義輝 東京大学, 大学院理学系研究科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 保全ゲノミクス / 絶滅危惧種 / 固有種 / 種分化 / 隠蔽種 / 小笠原諸島 / 生育域外保全 / 国内希少野生動植物種 / 生物多様性ホットスポット / 生物多様性保全 / 空間的遺伝構造 / RAD-seq / RNA-seq / トランスクリプトーム解析 / 縮約ゲノム解読 / 種の保存法 |
研究成果の概要 |
小笠原諸島の固有希少植物を適切に保全するために、野生個体と域外保全個体を対象にゲノムレベル遺伝解析を行った。ゲノムの縮約解読はRAD-seqでおこない、集団の遺伝的多様性、分化、空間遺伝構造、系統関係の解析を行った。また、RNA-seqによって、翻訳されている塩基配列情報を網羅的に解読し、種分化に関与した遺伝子も推定した。本研究を通して、種内の遺伝的多様性がほとんど失われている分類群、近縁普通種に比べて有害遺伝子を多く蓄積している分類群、種分化が進行しており隠蔽種を含む分類群など、適切な保全活動に活用できる情報が分類群ごとに得られた。
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