研究課題/領域番号 |
15H04415
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮澤 清太 大阪大学, 生命機能研究科, 助教 (10377905)
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研究分担者 |
菊池 潔 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20292790)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2015年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | パターン形成 / 模様パターン |
研究成果の概要 |
動物の体表には多彩な模様パターンが見られます。模様パターンのバリエーションには「近くて遠い」タイプと「遠いけど近い」タイプがあります。一方、模様パターンの「描き方」には「ぬり絵」型と「陣取り合戦」型の2つが考えられます。本研究課題では、こうしたパターンのバリエーションや「描き方」の違いに着目しながら比較解析を行うことで、模様パターンの多様性がどのように生じるのか、そのメカニズムと進化プロセスの一端を明らかにしました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
動物体表の模様パターンは、同種識別、交配選択、擬態・隠蔽等、適応的にも大きな意義をもつと考えられる形質です。しかしながら、これまでその形成メカニズムや進化プロセスについては、一部のモデル動物などを除き多くが未解明のままでした。本研究の成果により、複雑な模様パターンが形成されるメカニズムや進化プロセス、パターン形成に関わる候補遺伝子などについて新たな知見が得られ、動物の模様パターンの多様性を生み出すしくみについての理解が深まりました。
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