研究課題
基盤研究(B)
本研究では、主軸根の伸長阻害に応答した側根の補償生長機構、およびメリステムサイズの大きなL型側根の形成に関わる分子機構を明らかにすることを目的とした。はじめに、土壌の圧縮などにより主軸根の伸長が阻害された時に、障害を受けた根端近傍での側根発育が促進される現象に着目し、人為的に種子根の根端を切除しL型側根を発生させることで側根原基の発生過程と側根メリステムサイズ変化の関係性を捉えられる実験計の確立を目指した。次に、この根端切除による側根形態の変化に基づいて、ゲノムワイドに遺伝子のヒストン修飾レベルを解析するChIP-Seq法によって、L型側根の発生に関わる遺伝子や分子機構の解析を試みた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 5件、 招待講演 2件)
Physiologia Plantarum
巻: - 号: 2 ページ: 216-225
10.1111/ppl.12707
120006554484
Journal of Plant Studies
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