研究課題/領域番号 |
15H04455
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
佐野 輝男 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (30142699)
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研究分担者 |
種田 晃人 弘前大学, 理工学研究科, 准教授 (70332492)
葛西 厚史 弘前大学, 農学生命科学部, 研究員 (80633982)
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研究協力者 |
Jaroslav Matoušek Institute of Plant Molecular Biology, Biology Centre ASCR v.v.i
Adkar Purushothama CR Université de Sherbrooke, RNA Group/Groupe ARN
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | ウイロイド / RNAサイレンシング / DCL2 / DCL4 / miR398a-3p / SOD1 / CCS1 / マイクロRNA / 遺伝子発現ネットワーク / 環状RNA / ジベレリンβ水酸化酵素 / AGO2 / RDR6 / 形質転換トマト |
研究成果の概要 |
ウイロイドの病原性と宿主遺伝子発現ネットワーク攪乱作用を分析し、ウイロイド由来small RNAによるカロース合成酵素遺伝子の発現阻害機構とウイロイドの弱毒化に関与する塩基を特定し、RNA干渉を利用した新規ウイロイド耐性植物を作出した。 DCL2とDCL4をRNAiで抑制したトマトは、ウイロイド感受性になり、全身に壊疽を生じて枯死に至る新奇な現象を見出し、CCS1、SOD1、miR398の発現量が異常に上昇することを突き止めた。 植物は基礎的自然免疫で活性酸素種を発生させてウイロイドの感染に対抗するが、RNAサイレンシングに異常をきたすと防御機構に乱れを生じ、病徴が激化することを明らかにした。
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