研究課題/領域番号 |
15H04456
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 龍谷大学 (2016-2017) 京都大学 (2015) |
研究代表者 |
奥野 哲郎 龍谷大学, 農学部, 教授 (00221151)
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研究分担者 |
兵頭 究 岡山大学, 資源植物科学研究所, 助教 (80757881)
海道 真典 京都大学, 農学研究科, 助教 (20314247)
三瀬 和之 京都大学, 農学研究科, 准教授 (90209776)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | RNA virus / RNA replication / dianthovirus / Rboh / phospholipase D / phosphatidic acid / cellular membrane / reactive oxygen species / ウイルスRNA複製 / 活性酸素 / RACK1 / キャップ非依存性翻訳 / 植物ウイルス / ダイアンソウイルス / RNAウイルス / 抵抗性 / 植物病原体 / 活性化酸素 / RNA複製 / 細胞内膜 / CDPK / ストレスシグナル / ROS / ウイルス / RNA / タンパク質修飾 / プラス鎖RNAウイルス / 宿主因子 |
研究成果の概要 |
本研究では、マメ科植物に病気を起こすレッドクローバーネクロティックモザイクウイルス(RCNMV)をモデルウイルスとして用いRNAウイルスの複製機構を調べた。その結果、RCNMVは、様々な宿主のタンパク質を利用して細胞内膜を改変しウイルス複製工場を作り、さらに宿主の活性酸素発生装置をも巧みに利用してウイルス複製に適した細胞内環境を作ることによりウイルスRNA複製を行うことが分かった。その過程においてウイルス複製を促進する正の因子とウイルス複製を抑制する負の因子を明らかにした。これらの因子の同定と機能解明はウイルス病防除法の開発に繋がることが期待出来る。
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