研究課題/領域番号 |
15H04457
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高野 義孝 京都大学, 農学研究科, 教授 (80293918)
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連携研究者 |
西内 巧 金沢大学, 学際科学実験センター, 准教授 (20334790)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 植物病原糸状菌 / エフェクター / 抵抗性 / PAMPs / タンパク質リン酸化酵素 / PAMP / パターン認識受容体 / 炭疽病菌 / 活性酸素 / イネいもち病菌 / 植物病理学 / 植物免疫 / BAK1 / BIK1 / 糸状菌 |
研究成果の概要 |
植物病原糸状菌はエフェクターと呼ばれる一群の分泌タンパク質を用いて、宿主植物の防御機構を攪乱し、感染を成立させる。本研究ではウリ科作物に病害を引き起こすウリ類炭疽病菌において同定されたエフェクターNIS1に焦点をあてた。植物は病原糸状菌における特異的な分子パターン(PAMPs)を認識し、抵抗反応を誘導する。研究の結果、病原糸状菌において広く保存されているNIS1は、このPAMPsによって誘導される抵抗性に必要なタンパク質リン酸化酵素を標的とすること、本エフェクター機能は炭疽病菌などの感染戦略において重要な役割を担うことを明らかにした。
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