研究課題/領域番号 |
15H04463
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
長坂 幸吉 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター, グループ長 (50355137)
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研究分担者 |
光永 貴之 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター, 上級研究員 (50569506)
日本 典秀 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター, 上級研究員 (80370675)
上杉 龍士 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 東北農業研究センター, 主任研究員 (10423005)
後藤 千枝 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター 虫・鳥獣害研究領域, 領域長 (60355550)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 天敵 / コレマンアブラバチ / アブラバチ類 / アブラムシ / 二次寄生蜂 / 競争 / 高次寄生蜂 / 内的自然増加率 / 高次寄生 / アブラバチ / 生活史 / 群集 |
研究成果の概要 |
要因解明の基盤的手段としてDNA解析による種識別法をアブラムシの一次寄生蜂11種と二次寄生蜂8種について確立した。二次寄生蜂相を土着種と比較したところ、回避できていたと考えられる二次寄生蜂種数はナケルクロアブラバチが3種、ダイコンアブラバチが2種だったのに対し、コレマンアブラバチは1種と少ないことがわかった。内的自然増加率はコレマンアブラバチが優位であるが、アブラバチ間での同一の寄主個体をめぐる競争では土着種に対して劣勢となる場合があり、ビニールハウス内ではコレマンアブラバチと土着種の共存が観察された。以上から、二次寄生蜂がコレマンアブラバチの個体群の崩壊を招いている可能性が高いと考えられた。
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