研究課題
基盤研究(B)
木材腐朽菌は木材の強度低下を引き起こすことが知られている。これは木造構造物の崩壊の危険性を大きく増大させることから、この現象を抑制するために木材保存剤が利用される。その中で、最近、環境への配慮の高まりを受け、環境への負荷が低い木材防腐剤の開発が求められている。本研究では、真菌類の木材分解で機能すると考えられるピラノース脱水素酵素(PDH)が、細菌由来のピロロキノリンキノン(PQQ)を補酵素とすることに注目した。そこで、PDHのPQQ結合阻害剤を探索し、それをベースとした防腐剤開発の可能性を評価した。
すべて 2018 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 4件、 招待講演 3件) 備考 (1件)
Applied and Environmental Microbiology
巻: In press 号: 11
10.1128/aem.00156-18
木材保存
巻: In press
130007428921
Applied Biochemistry and Biotechnology
巻: 181 号: 2 ページ: 511-525
10.1007/s12010-016-2227-0
Appl. Environ. Microbiol.
巻: 82 号: 22 ページ: 6557-6572
10.1128/aem.01768-16
Biochem. Biophys. Res. Commun.
巻: 477 号: 3 ページ: 369-373
10.1016/j.bbrc.2016.06.096
応用糖質科学
巻: 5 ページ: 200-203
http://rd.tuat.ac.jp/activities/factors/search/20150730_3.html