研究課題/領域番号 |
15H04531
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上高原 浩 京都大学, 農学研究科, 教授 (10293911)
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研究分担者 |
増田 誠司 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (20260614)
飛松 裕基 京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (20734221)
高野 俊幸 京都大学, 農学研究科, 教授 (50335303)
吉永 新 京都大学, 農学研究科, 准教授 (60273489)
田中 義正 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (90280700)
蟹江 治 東海大学, 工学部, 教授 (90291062)
濱田 剛 長崎大学, 先端計算研究センター, 准教授 (00443010)
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研究協力者 |
早川 和久
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | バイオマス / メチルセルロース / ヒドロゲル |
研究成果の概要 |
バイオマス資源の有効利用を目指し、「バイオマスの限定的分解-分離-再結合反応」を開発することに成功した。次いで、その反応を応用展開し高付加価値医療最良の開発を行った。セルロース部分からは、 熱応答性超分子ヒドロゲルや 生体適合性バイオマスプラスティック、高付加価値医療材料としての抗体医療用分子を、 ヘミセルロースからはバイオマス由来の界面活性剤を、リグニンからは両親媒性ナノ粒子を調製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本は石油資源に乏しいが木材を始めとするバイオマス資源には恵まれており、その有効活用法の開発は重要である。本研究ではバイオマスの材料としての新しい利用法を開発するため、未利用バイオマスを原材料として化学反応を経てその成分を分離し、様々な高付加価値へ導く方法を見出した。本研究により見出された方法により、木質資源の有効利用が促進され、日本の林業に好影響を及ぼすことが期待できる。
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