研究課題/領域番号 |
15H04540
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
横山 博 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (70261956)
|
研究分担者 |
河合 高生 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主幹研究員 (30250319)
小林 彰子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90348144)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
|
キーワード | 魚病学 / 寄生虫 / 食中毒 / 公衆衛生 / 粘液胞子虫 / 魚病 |
研究成果の概要 |
近年、ヒラメに寄生する粘液胞子虫ナナホシクドアと同様、不顕性感染型クドアと人間の食中毒との関連が疑われている。本研究では、メジマグロのムツボシクドアの寄生実態を調査し、マグロ満1歳未満の幼魚に多いものの、それは育成場所に影響することが示された。毒性をヒト腸管上皮細胞(Caco-2細胞)と下痢症モデル動物(乳のみマウス)を用いて調べた結果、ナナホシクドアに比べて1/50程度であった。またCaco-2細胞のDNAマイクロアレイ解析により、IL8などの炎症性サイトカインや嘔吐に関連する遺伝子発現が上昇した。最終的に、マグロ筋肉中の感染許容量は10の7乗胞子/g以下と推定された。
|