研究課題/領域番号 |
15H04545
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
細川 雅史 北海道大学, 水産科学研究院, 教授 (10241374)
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研究分担者 |
岡松 優子 北海道大学, 獣医学研究院, 講師 (90527178)
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研究協力者 |
勝木 曉美
大内 裕佳
田谷 大輔
立山 莉帆
秋田 知輝
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 海洋性カロテノイド / 脂肪組織 / 褐色化 / ミトコンドリア因子 / UCP1 / フコキサンチン / メタボリックシンドローム予防 / プロジェニター細胞 / ベージュ細胞 / 褐色脂肪細胞 / ミトコンドリア / 脂肪細胞 / エネルギー代謝 |
研究成果の概要 |
褐藻中に特徴的に含まれるフコキサンチンは、食餌性肥満誘導マウスの褐色脂肪組織に加え、白色脂肪組織(WAT)においてUCP1(脱共役タンパク質1)を含むミトコンドリア因子の発現増加による褐色化を誘導し、脂質代謝の活性化を伴ってWAT重量の増加を抑制した。フコキサンチン代謝物によるミトコンドリア因子の発現増加は脂肪細胞においても観察され、その調節因子としてPGC-1αの重要性が推察された。一方、褐色化に関わるベージュ脂肪細胞の数が、脂肪組織中のプロジェニター細胞により規定される可能性が高く、その数が加齢に伴い減少することを基礎知見として見出した。
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