研究課題/領域番号 |
15H04583
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伯野 史彦 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (30282700)
|
研究分担者 |
伊藤 昭博 国立研究開発法人理化学研究所, その他, 研究員 (40391859)
藤井 渉 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40708161)
|
連携研究者 |
高橋 伸一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 准教授 (00197146)
塩谷 隆二 東洋大学, 総合情報学部, 教授 (70282689)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
|
キーワード | アミノ酸代謝 / 脂肪合成 / 脂肪肝 / 筋脂肪交雑 / インスリン / インスリン様成長因子 / 脂質代謝 / アミノ酸シグナル / 機械学習 / 人工知能 / 栄養学 / 応用動物 / 畜産学 / アミノ酸欠乏食 / 臓器特異的脂肪蓄積 / IGF / mTOR / 生理活性 / シグナル伝達 / アミノ酸栄養 |
研究成果の概要 |
本研究は、アミノ酸の欠乏が組織特異的に脂質代謝を制御するメカニズムを解明することを目的としている。今回の研究成果により、Arg欠乏食の給餌は肝臓からの脂肪分泌を阻害することによって、低アミノ酸食の給餌は肝臓での脂肪合成を促進することによって肝臓への脂肪蓄積を誘導していることを示した。一方、Lys欠乏食は筋肉の遅筋化を介して、筋肉への脂肪交雑を誘導していることを示唆するデータを得た。さらに、自己組織化マップと多層パーセプトロン解析という機械学習手法で、血中アミノ酸濃度のみで、肝臓の脂肪蓄積量が決定できることを示した。この手法は血中アミノ酸と疾病との関連性解析など医学的な応用が期待できる。
|