研究課題/領域番号 |
15H04589
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
西川 義文 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授 (90431395)
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連携研究者 |
五十嵐 慎 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授 (60374766)
黒田 泰弘 東海大学, 工学部, 准教授 (40398756)
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研究協力者 |
猪原 史成
ラガブ フェレイク
アポーン リーソムブン
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 感染症 / ワクチン / 免疫 / 畜産 / ネオスポラ / 免疫学 |
研究成果の概要 |
本研究は、家畜の繁殖障害を引き起こす病原性原虫ネオスポラの病原性因子を同定し、それを用いたワクチン開発への応用を目的とした。感染による過剰な炎症反応が病原性に関与すると想定し、宿主免疫反応に関与するシグナル伝達を活性化する原虫因子のスクリーニングを実施した。これら活性化因子を欠損させた原虫株は、マウスにおける病原性の低下が確認された。さらに、活性化因子を基に作製したワクチンは、感染防御免疫を誘導することが明らかとなった。ネオスポラに対する治療薬やワクチンが実用化されていない現状を鑑みると、本研究の成果はワクチンの実用化につながる重要な研究成果である。
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