研究課題/領域番号 |
15H04597
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
御領 政信 岩手大学, 農学部, 教授 (80153774)
|
研究分担者 |
畑井 仁 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 准教授 (40566535)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
|
キーワード | トリ白血病 / トリレトロウイルス / 骨化石症 / 粘液肉腫 / 神経膠腫 / トリ白血病ウイルス / グリオーマ / 分子系統進化 / 骨髄性白血病 / リンパ性白血病 |
研究成果の概要 |
沖縄のブロイラーに骨髄性白血病(ML)疑似例が発生した。そこで,トリ白血病ウイルス (ALV)との関連を明らかにするために同居鶏を検索した。諸臓器で骨髄球の集簇が認められたものの,ALVは分離されなかったことから,この骨髄球増殖は高度の髄外造血と考えられた。次に,岐阜県の卵肉兼用種に発生した骨化石症と間葉系腫瘍を検索した。罹患鶏は神経膠腫を併発していた。腫瘍からは ALVs (GifN 株) 4株が分離された。GifN 株は新たに出現した組換えウイルスで,感染実験により神経病原性を持つことが明らかになった。GifN 株は骨化石症と関連する初めての神経病原性 ALVs である。
|