研究課題/領域番号 |
15H04598
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
水野 拓也 山口大学, 共同獣医学部, 教授 (90398826)
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研究分担者 |
富張 瑞樹 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (00552754)
中川 貴之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40447363)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | dog / cancer / immune checkpoint / oncolytic virotherapy / DNA vaccine / 犬 / 腫瘍 / 免疫 / ガン / 治療 / レオウイルス |
研究成果の概要 |
犬の悪性腫瘍に対する新しい治療法の基盤を確立するために、レオウイルスを用いた腫瘍溶解性ウイルス療法、DNAワクチン、PD-1キメラ抗体の担ガン犬を用いた臨床試験を行なった。腫瘍溶解性ウイルス療法については、19頭の様々な腫瘍をもった犬に投与し、その臨床的な効果について検討でき、一部の症例において効果が認められた。DNAワクチンについては、マウスを用いてDNAワクチン増強効果を誘導できる系は樹立できなかった一方、臨床試験においては2頭において長期生存が認められた。PD-1キメラ抗体については、抗体作製から実際の症例の投与まででき、犬で初めてのPD-1抗体医薬ができた。
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