研究課題
基盤研究(B)
肥満細胞腫におけるTKI耐性化の分子機構の解明とそれに基づいた耐性克服法の基盤を確立することを目的とした。犬のKIT変異陽性の肥満細胞腫株化細胞からイマチニブ耐性細胞株を作製し、それらの耐性化メカニズムを解析した。その結果、肥満細胞腫のイマチニブ耐性化機構には多様性があり、二次変異によるKITの再活性化、KIT非依存性のERK活性化、KIT蛋白寿命の延長によるKIT過剰発現が独立して、あるいは複合的に関与することが示唆された。イマチニブ耐性肥満細胞腫では、耐性化を引き起こす分子機構を個別に特定することが重要であり、それぞれのメカニズムに対応した治療戦略を構築することが必要と考えられた。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 1件、 査読あり 15件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)
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