研究課題/領域番号 |
15H04617
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大黒 俊哉 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70354024)
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研究分担者 |
山中 典和 鳥取大学, 乾燥地研究センター, 教授 (20202385)
山田 晋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (30450282)
小柳 知代 東京学芸大学, 学内共同利用施設等, 講師 (80634261)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 生態系サービス / 生態系修復 / 砂漠化対処 / ファシリテーション / 草原再生 |
研究成果の概要 |
本研究では、砂漠化した土地を単に緑化するのではなく、持続的生産活動の再開が可能になるような「利用可能な緑」への再生を促進するための技術開発を目指し、過放牧による砂丘再活動が進行している中国北東部の荒廃草原を対象に、復元目標種として在来牧草種を用いた環境修復・植生復元手法を検討した。その結果、機能特性の異なる在来牧草の混播は、不安定な地表面への植物の定着を促進するとともに、イネ科をはじめとする多年草の侵入など、より目標に近い種組成への回復をもたらすことが確認された。また、草方格の設置を組み合わせることで継続的に風食を軽減できることも明らかになった。
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