研究課題/領域番号 |
15H04637
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐治 英郎 京都大学, 薬学研究科, 特任教授 (40115853)
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研究分担者 |
佐野 紘平 神戸薬科大学, 薬学部, 講師 (00546476)
木村 寛之 京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (50437240)
小野 正博 京都大学, 薬学研究科, 教授 (80336180)
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連携研究者 |
渡邊 裕之 京都大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (40710786)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 分子イメージング / 光音響法 / 近赤外光 / 光線照射療法 / イメージング / がん治療 |
研究成果の概要 |
臨床利用に優れた性質をもつ近赤外光を利用した光学的手法による、新しいがんの診断-治療ワークフローシステムの構築を目的とした。すなわち、近赤外光を吸収して超音波を発生する光音響効果を示すがん集積型化合物を創製し、それを用いて、体深部のイメージングを可能とする新規光音響診断法、及び、その光音響シグナル発生過程で生じる熱による細胞死滅作用を利用したがん治療法の開発を目指した。その結果、低分子、ポリマー、抗体、金属ナノ粒子を母体とする、強い光音響効果を示す化合物を見出し、また、近赤外光照射により細胞傷害作用を示すに十分な温度上昇を認めたことから、光音響効果を利用したがん診断・治療の可能性を見出した。
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