研究課題
基盤研究(B)
アレルギー疾患の根治療法であるアレルゲン特異的免疫療法 (AIT) が食物アレルギー治療にも導入されつつある。現在のAITは主に皮下注射法 (SCIT) であるが、長期通院や注射による疼痛が治療継続を困難にしている。そこでSCITに代わるAITの開発が望まれている。皮膚は、侵入異物に対する免疫応答を誘導するためAITの標的部位として魅力的であるが、経皮免疫療法(EPIT)の開発にはアレルゲンを皮膚内に送達できるデバイスが必要とされる。本研究では、ハイドロゲルパッチ(HG)を用いたEPIT開発の基盤情報を取得するとともに、本EPITが重症牛乳アレルギー患児に高い有効性を発揮することを実証した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (24件) (うち国際学会 1件、 招待講演 5件)
アレルギーの臨床
巻: 35(10) ページ: 993-996
日本小児アレルギー学会誌
巻: 29(1) ページ: 49-53
130005074481