研究課題/領域番号 |
15H04686
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
西堀 正洋 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50135943)
|
研究分担者 |
白井 敦 東北大学, 流体科学研究所, 准教授 (20302226)
勅使川原 匡 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (40403737)
劉 克約 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 非常勤研究員 (40432637)
森 秀治 就実大学, 薬学部, 教授 (50220009)
高橋 英夫 近畿大学, 医学部, 教授 (60335627)
和氣 秀徳 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 講師 (60570520)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
|
キーワード | HRG / 薬理学 / トランスレーショナルリサーチ / 敗血症 / Immunothrombus / ARDS / 蛋白質 / トランスレーションリサーチ |
研究成果の概要 |
敗血症は感染症に伴う重篤な臓器障害の病態であり、世界的に死因の上位を占め続けている。敗血症の新規開発薬物は過去数十年継続されてきたが、有効な薬物は何一つ見出されることがなかった。本研究では、申請者が見出した敗血症時の血漿タンパクHistidine-rich glycoprotein (HRG) の低下を原因とする免疫血栓の形成の機序を解明し、HRGの補充療法が如何にしてその病態を改善するかを明らかにした。敗血症病態に関与する細胞として、好中球や血管内皮細胞に加え、赤血球の重要性を実験データに基づき指摘した。マウスモデルにおいてHRG補充療法は、敗血症性ARDS病態に対し有効である。
|