研究課題
基盤研究(B)
Ezh2ノックアウト網膜は視細胞のみならず、他の神経細胞、グリア細胞も前倒しになっており、脱メチル化の意義はむしろ網膜の発生タイミングの制御にあることが示唆された。H3K27アセチレーションとH3K27me3の拮抗作用は観察されなかったが、ヒストンH3の別の位置のリジンのメチル化修飾に関与する酵素の網膜特異的ノックアウトマウスでは視細胞分化に異常があった。このメチル化の標的遺伝子座の一部はH3K27のメチル化を強く受ける遺伝子座で、H3K27のメチル化とこのメチル化の何らかの同期した作用という全く新しいメカニズムの可能性が示唆された。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件、 招待講演 7件)
Exp Eye Res
巻: 171 ページ: 142-154
10.1016/j.exer.2018.03.017
Journal of Biological Chemistry
巻: 292 号: 29 ページ: 12054-12064
10.1074/jbc.m117.790568
Sci Rep
巻: 7 号: 1 ページ: 3578-3578
10.1038/s41598-017-03874-8
Invest. Ophthalmol. Vis. Sci.
巻: 58 号: 4 ページ: 1916-1929
10.1167/iovs.16-20085
巻: 6 号: 1
10.1038/srep29264
Adv Exp Med Biol
巻: 854 ページ: 635-641
10.1007/978-3-319-17121-0_84