研究課題/領域番号 |
15H04782
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
中村 和利 新潟大学, 医歯学系, 教授 (70207869)
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研究分担者 |
伊木 雅之 近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
渡邊 裕美 新潟大学, 医歯学系, 講師 (50325479)
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研究協力者 |
北村 香織
高地 リベカ
小林 量作
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 運動器疾患 / コホート研究 / フォローアップ / 老化 / 社会医学 |
研究成果の概要 |
本研究により、2011年に開始した加齢性運動器疾患の大規模コホート研究の5年後フォローアップを完了した。具体的には、40から74歳の13,816人を対象として生活習慣等のアンケート調査を行い、8,487(61.4%)より回答を得た。また、追跡期間中に死亡373人、骨粗鬆症性骨折284人、変形性膝関節症429人が観察された。これらの資料より、死亡、骨粗鬆症性骨折、変形性膝関節症、慢性疼痛のリスク要因を解析することができた。また、5年間の生活習慣等の情報を比較することにより、ベースラインにおける曝露情報の再評価を行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、本邦初の加齢性運動器疾患の大規模コホート研究であり、運動器疾患群の包括的予防と要介護者の増加抑制を最終目標としている。その5年後追跡調査を完了し、日本人の骨粗鬆症性骨折、変形性膝関節症、慢性疼痛、全死亡のリスク要因を解明することができた(現在国際学術論文準備中)。本研究から発信されるエビデンスは日本人の要介護予防戦略の基礎資料となる。
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