研究課題/領域番号 |
15H04797
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
猩々 英紀 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (60284626)
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研究分担者 |
馬淵 正 山梨大学, 総合研究部, 助教 (80150308)
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連携研究者 |
安達 登 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (60282125)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 脳虚血 / ミトコンドリア形態 / ミトコンドリア機能 / 生活反応 / ミトコンドリアの機能 / ミトコンドリアの形態 / ミトコンドリア / 神経細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、脳虚血に伴うミトコンドリアの生活反応を解明し、その生活反応を指標とした新規法医脳機能バイオマーカーを開発する事を目的とした。そこで、脳虚血モデル神経細胞を用いて、ミトコンドリアの形態と機能との関係について検討した。正常状態に比べ、虚血条件下では、呼吸及びミトコンドリア活性が有意に減少していた。これら細胞機能の低下に伴ってミトコンドリアの形態は、複雑な繊維構造から単純な糸状及び粒状のパターンに変化した。さらに、ミトコンドリアの形態変化は、固定標本においても生活反応として保持されていた。以上の結果は、ミトコンドリアの形態が脳虚血の法医バイオマーカーとして有用であることを示唆している。
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