研究課題
基盤研究(B)
気道疾患の難治化を規定する遺伝因子の同定は分子病態の理解に基づいた精密医療の実現を可能にする。ライノウイルスCの受容体であるCDHR3遺伝子が、特に幼少期発症のアトピー型で呼吸機能が低下した成人喘息に一定の遺伝的役割を果たしていることを発見した。キチン結合蛋白であり、インフラマソームの制御因子でもあるYKL-40をコードするCHLI3遺伝子が青壮年期以降に発症する喘息の発症に関連することを発見した。2型免疫応答の制御に重要な役割を有するTAM受容体チロシンキナーゼ(TYRO3)遺伝子がアトピーと関連することを発見した。これらの因子が難治気道疾患のエンドタイプを形成することが考えられる。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 3件、 査読あり 15件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件)
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