研究課題/領域番号 |
15H04828
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中島 裕史 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (00322024)
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研究分担者 |
玉地 智宏 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (20456015)
須藤 明 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50447306)
廣瀬 晃一 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (90400887)
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研究協力者 |
廣瀬 晃一
伊藤 崇
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2015年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 喘息 / IL-22 / Reg3g / 気道上皮 / Reg3gamma / アレルギー・ぜんそく / 糖鎖修飾 / 気道上皮細胞 / レクチン受容体 / IkBNS |
研究成果の概要 |
本研究ではIL-22がアレルギー性気道炎症を抑制する分子機構を解析した。肺においてIL-22により発現誘導される遺伝子をRNAシーケンス法により網羅的に探索したところ、抗菌ペプチドとして知られるReg3gが含まれていた。Reg3gの中和により好酸球とCD4陽性T細胞のBALF中への浸潤が有意に増強された。リコンビナントReg3gの投与は、好酸球浸潤、TSLPとIL-33の産生、ILC2の肺集積を抑制した。以上より、IL-22は気道上皮細胞によるReg3g産生を誘導し、IL-33とTSLPの産生・放出、及び肺ILC2の集積を抑制することにより、アレルギー性気道炎症を抑制することが明らかとなった。
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