研究課題/領域番号 |
15H04917
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
柳川 徹 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10312852)
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研究分担者 |
田渕 克彦 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (20546767)
蕨 栄治 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70396612)
内田 文彦 筑波大学, 附属病院, 医員 (70736008)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2015年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | p62 / Nrf2 / p62 / 肝臓癌 / 癌 / オートファジー / 肝細胞癌 |
研究成果の概要 |
酸化ストレス防御系の転写因子であるNrf2と選択的オートファジーの基質となるp62を掛け合わせたNrf2-p62ダブルノックアウト(DKO)マウスを制作し、NAFLDからNASH、肝臓癌の発癌に至ることを見つけた。また、p62欠損細胞ではアポトーシスシグナルに異常があること、肝Kupffer細胞(マクロファージ)の貪食能に異常があること、臨床検体の健常部でのp62、LC3-A・B発現は有意に生存率が低下し、Cox比例ハザードモデルによる疾患特異的生存率ではLC3-A・Bが有意に予後不良因子であることが解った。以上からp62の欠損にNrf2の酸化ストレスの重積が肝臓癌の発症に至る原因を検討した。
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