研究課題/領域番号 |
15H04920
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山本 浩文 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30322184)
|
研究分担者 |
森 正樹 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (70190999)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
|
キーワード | ドラッグデリバリーシステム / 核酸医療 / 核酸治療 / KRAS変異 / 大腸癌 / 光治療 / ICG / バイオテクノロジー / DDS / 癌治療 / 抗癌剤 / 膵癌 / 核酸 / 消化器癌 / 動物モデル / 全身デリバリー / マイクロRNA |
研究成果の概要 |
スーパーアパタイト(sCA)に内包したmiR-29b-1-5pは膵癌に対してもよく効いた。sCA はインテグリンの制御を通じて腫瘍部の間質圧を効果的に下げるので、単独で静注しても、抗癌剤やICGなどの光感受性物質を腫瘍に集積させることができた。sCA作成後にPEG化することで、ステルス効果によって肝臓の集積を減少させたり、血中の安定化から抗腫瘍効果の増強を期待したが、性能の向上はみられなかった。sCAの問題点であった肝臓への過集積を克服するために、素材から見直し、新たに完成したDDSはsCAの肝障害の問題をクリアし、核酸量も格段に低減させることに成功し、実用化への準備が整った。
|