研究課題/領域番号 |
15H04948
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
藤井 正純 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (10335036)
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研究分担者 |
Bagarinao E. 名古屋大学, 脳とこころの研究センター, 特任准教授 (00443218)
森 健策 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (10293664)
前澤 聡 名古屋大学, 脳とこころの研究センター, 特任准教授 (90566960)
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研究協力者 |
林 雄一郎
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | MORI / ナビゲーション / 画像誘導手術 / 術中MRI / 画像融合技術 / navigation / 3D virtual image / 高度な画像融合 / 手術ナビゲーション / intraoperative MRI / 画像統合 / ステレオ画像 / 高次脳機能 / 言語 / 覚醒下手術 / 手術支援技術 / Navigation / 3D Virtual Image |
研究成果の概要 |
脳外科手術では顕微鏡・内視鏡画像はもちろんのこと、蛍光画像や脳血流画像など光学系術中診断が導入され、さらに脳機能マッピングなど機能情報が加わるなど高度化が進んでいる。本研究では、これら手術室で得られる各種の光学系画像を、MRI、CTなど放射線画像と統合する技術開発を行った(Multimodal Optico-Radiological Image Integration; MORI)。実際の臨床例において、脳機能野の詳細かつ客観的な位置の同定、術中の蛍光診断に基づく残存腫瘍の同定が可能であった。今後さらに本技術を発展させることで、従来にない有機的な手術情報プラットフォームの実現が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MORIによる高度な画像統合技術は、これ自体が従来の光学式・磁場式と異なる新たな手術ナビゲーション機能の実現につながるとともに、それと同時に、これまでの単純な手術ビデオ映像記録を超える、MRI、CT、PETなど臨床放射線画像情報と手術情報を統合した3次元の有機的な情報の経時的記録(=4次元的手術情報プラットフォーム)として機能することが期待される。これにより、今後の手術安全、臨床情報の詳細解析等につながるはずである。
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