研究課題
基盤研究(B)
軟骨形成腫瘍におけるドライバー変異であるIDH遺伝子変異の腫瘍発生における意義、そして腫瘍特異性の背景にある分子機構を明らかにするために、iPS細胞を活用した機能解析及び形質転換実験を行った。薬剤誘導型ベクターを用いて正常及び変異IDHをAAVS1遺伝子座に導入したiPS細胞を作製し、間葉系幹細胞に分化誘導してからを発現させて解析を行った。その結果、変異IDHは間葉系幹細胞の増殖を抑制すること、分化能に関しては骨分化を抑制し、軟骨関連遺伝子の発現を亢進させることが判明した。更にパッセンジャー変異として知られているp16遺伝子の欠損を導入した細胞を作製し造腫瘍能の解析を行った。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 4件、 招待講演 3件)
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