研究課題/領域番号 |
15H04979
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤井 知行 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40209010)
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研究分担者 |
廣田 泰 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40598653)
永松 健 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (60463858)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 脂質メディエーター / 胎盤 / 妊娠高血圧症候群 / リゾホスファチジン酸 / 子宮内膜 / プロゲステロン / 着床 / 微小環境 / 絨毛細胞 / 妊娠 / リゾリン脂質 / 周産期 / 脂質 / 胎盤形成 |
研究成果の概要 |
リゾホスファチジン酸(LPA)とその特異的受容体を介したシグナル経路が絨毛細胞機能を介して胎盤機能に果たす役割について検討した。LPA産生酵素であるオートタキシン(ATX)は妊娠女性の末梢血で著明に増加し胎盤が主要な産生源となっていた。絨毛細胞ではLPAシグナル刺激により血管形成、免疫調整、分化に関わる遺伝子発現が誘導された。妊娠高血圧症候群や胎児発育不全の胎盤では、LPAシグナル経路に関わる分子発現が正常胎盤と異なっておりLPAシグナル経路の障害が疾患の発生に関与することが示された。LPAシグナル経路は胎盤機能異常を背景とする周産期疾患の治療ターゲットとなりうる。
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