研究課題/領域番号 |
15H04990
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
稲垣 彰 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (70405166)
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研究分担者 |
鵜川 眞也 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (20326135)
蒲谷 嘉代子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (50569259)
富永 真琴 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究, 生命創成探究センター, 教授 (90260041)
村上 信五 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80157750)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 内耳 / 聴覚 / 蝸牛 / カルシウム感知受容体 / 薬理学 / カルシウムチャネル / 生理学 / カルシウム / 医療・福祉 / 神経科学 / 薬学 / 耳科学 / 耳鼻咽喉科学 / 遺伝子スクリーニング / 内耳内投与 |
研究成果の概要 |
カルシウムイオンは生体の機能に重要な筋肉や神経などで重要な役割を果たしていることが知られている。聴覚機能に重要な内耳でも徐々にその機能が明らかにされているが、未解明な部分も多い。網羅的に検討することで、内耳におけるカルシウムイオンの制御メカニズムを明らかにし、薬剤による新たな機能制御につなげることを目指した。その結果、カルシウム感受性受容体の分布を新たに同定し、聴覚に必要不可欠なことを明らかにした。本研究は内耳においてカルシウムイオンの恒常性の維持がどのように行われているかそのメカニズムの一端を明らかにし、それが薬理学的に調節できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カルシウムイオンは細胞内のシグナル伝達など重要な役割を果たし、また、細胞障害に重要な役割を果たすことからその恒常性維持は器官の機能維持に重要である。本研究は内耳においてカルシウムイオンの恒常性の維持がどのように行われているかそのメカニズムの一端を明らかにし、それが薬理学的に調節できることを示した。将来的には、組織保護、すなわち聴覚保護や聴覚増強につながることが期待される。
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