研究課題/領域番号 |
15H05008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
佐和 貞治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10206013)
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研究分担者 |
森山 潔 杏林大学, 医学部, 准教授 (10296717)
天谷 文昌 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60347466)
中屋 隆明 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80271633)
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連携研究者 |
石井 健 国立研究開発法人医薬基盤研究所, 教授 (00448086)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 緑膿菌 / ワクチン / 三型分泌システム / PcrV / CpG oligonucleotide / 肺炎 / 動物モデル / 前臨床試験 / 経鼻 / アジュバント / 経鼻ワクチン / Ⅲ型分泌システム / 急性肺傷害 / 細菌性肺炎 / CpG |
研究成果の概要 |
人工呼吸器関連肺炎や敗血症の高頻度起炎菌である緑膿菌が多剤耐性化し、致死的な院内感染発生が頻発している。緑膿菌の病原性を抑制できる標的としてⅤ抗原PcrVが発見された。本研究では臨床応用可能な緑膿菌PcrV・CpG-oligodeoxynucleotidesアジュバントワクチン(PcrV-CpGワクチン)を開発し、前臨床試験として安全性と有効性を確かめた。動物実験にてPcrV-CpGワクチンの経鼻投与により、緑膿菌に対する免疫効果が獲得できて、致死量の緑膿菌肺感染に対して予防効果を示すことが示された。本研究は、PcrV-CpGワクチンのヒトへの臨床応用に展望を示した。
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