研究課題/領域番号 |
15H05072
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
桑本 暢子 (大久保暢子 / 大久保 暢子) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (20327977)
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研究分担者 |
佐々木 杏子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (10793325)
角濱 春美 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (30256359)
三上 れつ 中部大学, 生命健康科学部, 特任教授 (80242676)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 看護技術 / 革新的 / 普及 / イノベーション / evidenced based / エビデンス / 根拠 / 看護 / 組織的要因 / 革新 / 戦略 / 戦略モデル / 背面開放座位 / 看護学 / モデル / 革新的看護技術 / 普及戦略モデル / 評価 / 基礎看護学 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
本研究は、根拠に基づく新たな看護技術を「革新的看護技術」と称し、普及に成功した革新的看護技術の事例分析を行い、イノベーションプログラムマネジメント方法論を基盤に革新的看護技術が臨床現場に普及するための「普及戦略モデルの構築と評価を行った。研究は看護技術の普及に関する国内外の文献検討、イノベーションに対する概念分析を行い、革新的看護技術の普及に関する概念図を作成した。さらにた国内の医療施設を対象にインタビュー調査を行い、調査結果をもとに概念図を精錬し普及戦略モデルを作成した。その後、組織要因に重点を置いて再分析を行い、加えて有識者会議を重ねて行い、モデルの精錬を来ない、普及戦略モデルが完成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで看護学の普及研究は、看護技術の普及に対する影響要因の分析に留まっていた。本研究では、革新的看護技術を臨床現場に普及させるための普及戦略モデルを構築する研究であり、新規性に富む研究である。さらに本研究結果をもとに経営戦略分野で使用されている普及理論や普及学を利用して、看護学分野における普及戦略のモデル構築を行う、今までにない独創的な研究である。本研究結果により、多数の革新的看護技術の普及を促進でき、本研究結果の意義は大きい。加えて、革新的看護技術の臨床現場への普及が促進されることで、臨床看護の質の向上に寄与し、引いては国民の健康への貢献、それに伴う看護学の地位向上に繋がるものと考える。
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